こんにちは。
本日もご訪問いただきましてありがとうございます。
さて。
前回は、燕の巣の効能を語る上でどうしても知っておいていただきたい糖鎖のお話をしました。
ちょっと難しくてよくわからない。というご意見も頂戴しましたが、糖鎖とは身体にとって、とても大事なもので、それが燕の巣にはたっぷり入っていることをご理解いただければ大丈夫です。
それでは、本日からは、いよいよ本丸。燕の巣エキスの成分についてのお話をしていきます。
燕の巣には、①天然E.G.F様物質 ②天然F.G.F様物質 ③シアル酸を有する糖たんぱく質 などが有効成分として含まれていることがわかっています。(これら以外にもまだまだ解明されていないたくさんの成分も含まれています。)
①天然E.G.F様物質とは。
まず、E.G.Fとは、人の体内にある表皮成長因子のことです。美容に詳しい方であればお聞きになられたことがあるかもわかりません。
皮膚の表皮の基底部分に働きかけ、細胞の分裂・増殖を促し、新しい細胞を増やす働きをしています。その結果、バリア機能の整ったしっかりとした皮膚の形成をもたらし、健康的な肌をもたらします。
また、同じように消化器や呼吸器、血管などなどの臓器の粘膜層の形成も促し、各々の臓器を健全なものとします。(結果、各臓器の働きが良くなります。)
人間の生体防御機能の95%以上は皮膚や粘膜によって、物理的に体内に病原菌や異物が入ってくるのを防いでいますが、皮膚や粘膜が健全であるということは、すなわち、外界からの病原菌などの侵入を防ぎ、身体を健康に保つために、とても重要なことになります。
このように皮膚や粘膜を健全に保つのに欠かせないE.G.Fによく似た構造のたんぱく質である「天然E.G.F様物質」が燕の巣には含まれており、人のE.G.Fと同様の働きをすることがわかっています。
中国の古書にも、「燕窩は表をかためる」という記載もあるそうです。
燕の巣には健全な皮膚や粘膜の形成を促す物質が含まれている結果、お肌が綺麗になるだけでなく、傷の修復が早まったり、臓器の働きが本来の機能を取り戻したり、異物から身体を守ってくれる訳であります。
次回は②のお話になります。
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