湿は万病のもと

健康のこと

こんにちは。

本日もご訪問いただきましてありがとうございます。

さて。

ここ大阪は朝から土砂降りの雨でした☔ 屋根のあるバス停にもかかわらず雨が吹き込み、バスを待つ間にも足元がずぶ濡れになってしまいました。おまけにずいぶんと定刻から遅れてやってきたバスの中は冷房が効いていて、瞬時に身体が冷えてしまいました😨 さっぶぅ~~😰😖

このように、雨に濡れた身体をそのままにしておくと、身体の中に湿邪が入り込むきっかけになることがあります。

そう。「邪」という字がついているように、東洋医学では湿は身体の中で悪さをする物として考えられていて、「湿は万病の元」という言葉もあります。

とくに湿は胃腸を弱くすると考えられています。

湿が身体の中に入って溜まってしまうと、胃腸が弱くなり、その結果、気血が生み出されなくなり(東洋医学では気血は脾=胃腸から作られると考えます。)、身体全体に様々な不調を引き起こします。

特に身体の中の冷えとくっつくと、手足やお腹の冷え、下痢や腹痛、めまい、頭痛、肩こり、浮腫、消化不良、食欲不振、鬱傾向 などなどです。

雨に濡れた身体をそのままにしておかず、タオルでよく拭いて、出来れば乾いた服や靴下に着替えてくださいね。

また、冷たい物を摂らないようにするのは当たり前ですが、砂糖を使った甘い物、乳製品、揚げ物や脂っこいものなどは身体の中のベタベタを増やし、身体の中の湿を増やしてしまったり、血や水の代謝を邪魔してしまいますので、湿気の多い日には出来れば避けた方がいいです。

そしてお風呂にゆっくり入ったり、温灸をしたりすることにより身体の湿を追い出したり、

生姜やネギなどの温め食材や、はと麦や小豆など利尿効果のある食材を取り入れるのがおすすめです。

身体の中に湿が溜まると、もう一つ、身体の中の熱とくっついて悪さをする「湿熱」タイプというものがあります。

長くなりますので、これは次回に持ち越します。

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