ダラダラと出る汗、気の不足かも?!

健康のこと

こんにちは。

本日もご訪問いただきましてありがとうございます。

さて。

本日も、ここ大阪は朝からジメジメムシムシの蒸し暑さです。雨もパラパラ落ちてきました☔

そんな蒸し暑さの中、汗が顔から首からダラダラと出て止まらないというような方はおられませんか?

昨日は「血」にまつわるお話をしましたので、本日は「気」にまつわるお話をします。

東洋医学では生命エネルギーのことを「気」と言っていますが、この「気」にはいくつかの働きがあります。

①身体の中のものを動かす役割(推動作用) ②身体を温める役割(温煦作用) ③外邪から身体を守る役割(防御作用) ④体液や内臓を適切な場所にホールドする役割(固摂作用) ⑤体内の物を代謝し新しい物に作り替える役割(気化作用)

ややこしいですが、私は「生命体を一つの物体として円滑に維持するパワー」のようにイメージしています。

そのような気の役割の中の④固摂作用という役割が、実はダラダラ汗と関係があります。

重複しますが、気の固摂作用とは、体液や内臓を適切な場所にホールドする役割のことで、これが正常に働いていると、それぞれの臓器や血液やリンパ液、汗などの物質があるべき所で、あるべき時に本来の働きを行うことができます。

しかし、この固摂作用が低下すると、体液や内臓が適切な場所にホールドされなくなるために、汗がダラダラと止まらなくなったり、ちょっとしたことで尿漏れしてしまったり、ゆるい便がダラダラ出たり、生理の出血がいつまでもダラダラと続いたり、身体に力が入らなくてだるい(=姿勢がホールド出来ない)などの症状もこれが原因のこともあります。

あとは、胃下垂や子宮脱などの内臓下垂もこの気の固摂作用の低下で起こると言われています。(あるべき所にホールド出来ていない)

ならば!この固摂作用を改善するには?!

なんと言っても気を補ってあげること!そして、昨日のお話通り、気とニコイチである血も一緒に補ってあげること!

昨日の血を補う食材に加え、山芋やさつまいも、じゃがいもなどのいも類、カボチャや米、棗、しいたけ、えび、まぐろや鮭にうなぎ、牛・豚・鳥肉(ただし、肉類はよく噛んでね~)などなど、あとはスープなどの温かい物が気を補ってくれます。(これらはごくごく一部です。)

さらに大切なことは気血を生み出してくれる胃腸に負担をかけない食事をすること。

そして、十分な睡眠を含む、休養をしっかりとること。

深呼吸なども天の気をたくさん取り入れることができるのでおすすめです。

マッサージや運動は余計に疲れてしまうので、出来ればストレッチやお散歩くらいで軽く身体を動かすくらいにしておいてくださいね。

また、気虚になるとダラダラと汗が出ますが、反対に、気虚でない方も、汗をかき過ぎると気が一緒に出ていってしまうと言われますので、激しい運動や暑い所で長時間過ごしたりしてたくさん汗をかかないようにしてくださいね。

何事もほどほどに😊でお願いします。

こきあ相談薬店では気血を補ってあげるために、食養生、生活養生に加え、吸収率が高い発酵紅参を一緒にオススメしています。本格的な夏がやってくる前に気血を充実させておきましょう。

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